カムイワッカ湯の滝
2009年07月20日(当時60歳)

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ウィキペディアより
 '05年7月に世界遺産に登録された知床半島のほぼ中央にある活火山である硫黄山を源流とする温泉の川にいくつもの滝が連続し、それぞれの滝壺が野趣溢れる天然の露天風呂となっており、野湯とも表現される。カムイワッカはアイヌ語のkamuy(神、または神のような崇高な存在の意)、wakka(水の意)であり、この川の温泉成分が強い硫黄成分を含むため、有毒であり生物が生息できない「魔の水」の意味と解釈されている。
  近年、特に世界遺産登録後の観光客の急増に伴い、厳しい立入規制が行われるようになった。 かつては訪れる者も稀な「最後の秘湯」とも呼ばれた地だが、観光客の増加に伴い、全裸で入浴する者は男女問わず見当たらず、ほとんどは水着や海水パンツ着用、またはタオルを纏い入浴している。
  なお、本来のカムイワッカの滝は、この滝の下流にあり、温泉の混じったカムイワッカ沢の水が、直接、オホーツク海に落下している。
バス代 1,250円の温泉に入浴出来ず
  羅臼岳登頂後、時間が余ったので予てから行きたかった ”カムイワッカ湯の滝”行くことにする。 現在は自家用車での乗り入れは禁止され知床自然センターからシャトルバスに乗ることになる。 運賃は往復で1,250円であるが、ここでカムイワッカの湯の滝は 四の滝までは上がれず、一の滝で通行止になっていると聞く。 がっくりしたが切符を買った後に聞いた話なので行ってみることにした。
運転手の観光ガイドを聞きながら知床林道を進んでいるとマイク越しの
大きな声で ”クマが居る〜”と叫び、乗客はその大声にびっくりする。
シャトルバスはクマの横で停車してくれて、クマも逃げようと
しないので、サファリーパークの様にゆっくりとクマを観察出来た。
子グマの仕草が可愛く、おばはん連中がワアワア言い出した。
静かに見とれ!
親子のヒグマであった。
シャトルバスは途中下車可能なので ”知床五湖”で降りて ”羅臼連山”を眺める。
”大沢雪渓”がはっきり見えたのが印象的だった。(左端の白い部分)。
登り時はこんな感じで何とも思わずに登れたが・・・
知床林道の橋の上から見た最初の滝。 水が濁っている様に見えるが、
実際は沢底が硫黄で染まっているだけで水自体は綺麗だった。
登り口で躊躇する観光者。 ここからエントリーし上流へ沢登りをする。
エントリー口から下は勾配がきついので通行止のロープが張られていた。
若い女性が裸足で登り出したので付いて行く。
勾配はきついが酸性水でコケが生えず、滑らないとの説明があった。
この若い女性達が温泉に入るのを期待したが・・・
通行止めを突破して ”四の滝”に向かう予定であったが、
パトロールがしっかりと見張っていた。
”四の滝”まで行けば湯温は40℃あるらしいが ”一の滝”付近の滝壺の湯温は30℃も無く、
冷たくて入れない。 汗を流すつもりでいたが、誰も入らないので入浴は断念した。
  今は行けない ”四の滝”まで上ればこんな感じ。
帰路のバス待ちの間、パトロール員と話しすると ”四の滝”の落石写真を見せてくれて、酷い状況が判った。 パトロール員も仕事だから”四の滝”の状況把握の為に上るが、本当は落石が怖くて行きたくないと言われていた。
ならば私を代わりに行かせて下さい。
日本の滝百選』 ”カムイワッカ川”に崖崩れがあり ”一の滝”で通行止。 露天風呂に入れる ”四の滝”まで行けなかった。
北海道斜里町遠音別村
最初の滝を高巻きして沢へのエントリー口に着く。
下り時に同じ滝を見ても傾斜が増えた様に見えて、
かなりビビッてしまった。
Road Map 
Route Map
シャトルバスの道中にて・・・
”一の滝”までの沢登りをする。
知床五湖観光をする。
数時間前には ”羅臼岳”の山頂に立っていたんだ・・・
”知床五胡”の公園には1.6kmの ”高架木道”が施設されており、
これがヒグマ除けを兼ねているらしい。
湾曲した ”高架木道”と背景の ”羅臼連山”のコラボが絵になっている。
この金の掛け様は、流石、国立公園である。
景色を見ながら散策していると片道0.8km以上の距離を感じた。